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グレッグ・ノーマン

「The Shark」の愛称で知られるオーストラリア出身のプロゴルファー。世界中で合計80勝以上を挙げた。メジャーでの勝利は86年と93年の全英オープン。

しかし、メジャーでは不運が続いた。86年にはボブ・トウェイのバンカーショットがカップインし、2位。87年のマスターズではラリー・マイズの奇跡のチップインバーディーに破れ2位。86年にはメジャー大会全てで3日目を終えてリードしていながら、全英オープンの1勝に終わっている。96年には悲願のマスターズ制覇まであと一歩というところで自滅。最終日は6打差でスタートしていながら、終わってみれば78を叩き、ニック・ファルドに優勝をさらわれている。

93年の全英オープンでは最終日の17番ホールでショットパットを外し「またか」と思わせたが、18番ホールでは素晴らしいティーショットを放ち、次の2打目のロングアイアンはグリーン中央を捉えた。その年はブッチ・ハーモンについて新しいスイング改造をした後だったが、それが上手くいった証拠とも言えるショットだった。

特にドライバーを遠くへしかも曲げずに飛ばすことで評価を受けていたが、パッティングにも定評がある。

そのグレッグ・ノーマンも現在ではコースデザインなどビジネス関連の仕事に集中するようになった。06年には、長年連れ添った妻、ローラとの離婚を発表している。

2007年12月、ロイターは元プロテニスプレーヤーで全仏オープン7勝を含む、4大大会シングルス通算18勝を挙げたクリス・エバートと グレッグ・ノーマンの婚約発表を伝えた。

2008年の全英オープンでグレッグ・ノーマンは3日目を終えて単独首位に躍り出た。その時グレッグ・ノーマンは53歳。まさかの快挙であった。本人も「多くの人を驚かせただろう。」と後に語っている。

しかし、最終日に奇跡は起こらなかった。吹き荒れる強い風の影響からか、ティーショットが安定しない。優勝は出来なかったが、それでも多くのファンも魅了し、少なくとも夢を見させてくれたのは確かである。

グレッグ・ノーマンのプロフィール

名前:Greg Norman (グレッグ・ノーマン )
出生地:オーストラリア
プロ転向:1976年

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