ビジェイ・シン

82年プロ入り。練習場には誰よりも早く来て、一番遅くまで練習しているという練習の虫として有名。才能よりも努力が大切だと人に教えてくれたゴルファーの1人である。

04年にはタイガー・ウッズを抜いて世界ランキングNo.1に輝く。その年には2年連続賞金王も獲得した。

しかし、ビジェイ・シンにとってそこまでの道のりは決して安易なものではなかった。特にプロ入り後にプレーしたアジアツアーではスコアカードに間違いがあったということでプレーを一定期間禁止されるなどのハプニングに見舞われるている。アジアツアーで再びプレーを始め、88年にはナイジェリア・オープンで優勝、その年ヨーロッパツアーの資格を獲得している。

93年にPGAツアーにフル参戦を始めた後も安定した成績を残す。メジャー制覇は意外と遅く、その5年後の全米プロ。00年にはマスターズでメジャー2勝目を挙げると04年には全米プロ2勝目を挙げた。その翌年、世界ゴルフ殿堂入りを果たしている。

安定したフェードが持ち味でインパクトで右手がクラブから離れそうになるスイングがトレードマークだ。

ビジェイ・シンのプロフィール

名前：Vijay Singh (ビジェイ・シン )
出生地：フィジー
プロ転向：1982年