ケニー・ペリー

82年プロ入り。ケニー・ペリーは7歳の時、父親にすすめられてゴルフを始めた。PGAツアーのクオリファイング・スクール（Q-スクール）では2度失敗。3度目の時、リプスコム大学（米テネシー州）出身のフランクリンという人物に借金をしてQ-スクールに挑戦した。もし、PGAツアーカードを獲得したら、優勝賞金の一部をリプスコム大学に寄付するという条件で借りたお金は返さなくてもよいと言われたという。

見事PGAツアーカードを獲得したケニー・ペリーはそれ以来その約束を守り続けている。ツアーでの優勝は91年のメモリアル・トーナメント、05年のベイ・ヒル・インビテーショナルなど。

2008年の「AT&Tクラシック」は今田竜二とプレーオフで戦っているが、2打目が不運にも池に入り、優勝はならなかった。

2009年のマスターズ最終日17番ホールまではリードしていたが、最終18番ホールでボギーをたたき、チャド・キャンベル、アンヘル・カブレラらと共にプレーオフを戦ったが、プレーオフ2ホール目で破れ、マスターズ初優勝はならなかった。

18ホールで緊張からか、ドローボールがコントロールできなくなり、プレーオフではその問題をそのまま引きずった形となった。しかし、48歳でのこの活躍に大きな勇気をもらったゴルファーは多かったはずである。

ケニー・ペリーのプロフィール

名前：Kenny Perry (ケニー・ペリー )
出生地：米ケンタッキー州
プロ転向：1982年