アンヘル・カブレラ
1989年にプロ転向。アンヘル・カブレラは10歳の時にキャディーとしてゴルフ場で働き始めた。ゴルフは他のキャディとプレーしながら学んだのだという。彼の力強いスイングとゴルフへの情熱を目の当たりにした地元ゴルフ場のメンバーの1人がアンヘル・カブレラが16歳の時に最初のゴルフクラブのセットをプレゼントしたのだという。
メジャー大会では2007年の全米オープン、2009年のマスターズで優勝するなどの活躍をみせた。
メジャーを制覇している選手ではあるが、欧州ツアーのQスクールに3回落ちるなど、はじまりは苦難の連続であった。ヨーロッパツアーでの初優勝は2001年。2005年にはBMWチャンピオンシップにも優勝した。その年にアンヘル・カブレラは世界ランキングで9位にまでなっている。
PGAツアーには2006年から参戦。その年、十分な成績を残したアンヘル・カブレラは2007年から正式なツアーカードを手に入れている。
アンヘル・カブレラのメジャー大会での活躍
2007年の全米オープン(オークモント、ピッツバーグ)ではタイガー・ウッズ、ジム・フューリクを1打差の5オーバーで破り、メジャー大会初優勝を挙げた。メジャー大会の歴史の中でも一番距離の長いパー3の1つ、8番ホール(300ヤード)では最終日にバーディーを決めている。
2009年のマスターズではケニー・ペリー、チャド・キャンベルと共にプレーオフに突入する。プレー・オフ1ホール目のティーショットで右の林に打ち込むが、見事なリカバリーでこのホールをパーとした。
プレーオフ2ホール目でケニー・ペリーを破り、アンヘル・カブレラはマスターズ初優勝を挙げる。優勝後の会見では「まるで魔法のような出来事が沢山起こった」と説明した。
アンヘル・カブレラのプロフィール
名前:Angel Cabrera (アンヘル・カブレラ)
出生地:アルゼンチン
プロ転向:1989年