グレーム・マクドウェル (Graeme McDowell)
1979年7月30日生まれ。身長180センチ。アイルランド出身。プロ転向は2002年。
子供の頃は叔父がゴルフコーチだったようです。大学はアメリカのアラバマ大学バーミングハム校に進み、12の大会に出場し、6勝するなど大活躍を果たしました。
2002年にプロ転向。その年のヨーロピアンツアーは挑戦4戦目にして早くも1勝しています。2004年にも1勝を挙げ、賞金ランキングも6位。
さらに2008年にはツアー2勝を挙げて賞金ランキングは5位になっています。
2010年にはぺブルビーチで行われた全米オープンで優勝。ヨーロッパ勢の全米オープン勝利はなんと40年ぶりという快挙でした。タイガー・ウッズやアーニー・エルスも奮闘しましたが、マクドウェルには及びませんでした。
全米オープン最終日の最終ホールは左に海が広がるホール。その場面で彼の2打目は残り220ヤード。この場面で彼は無理にツーオンを狙わず、9番アイアンで刻む選択をし、見事優勝。
彼はぺブルビーチについて、「信じられないほど難しかった。」とコメントしています。そして、最終日はそんなこともあってか、誰もスコアを伸ばしてこなかった・・・と。「それが信じられなかった。それで、後半はすごく落ち着いてプレーすることができました。自分でもよくやったと思う。」と語っています。